2025年03月16日

欺瞞(ぎまん)を無自覚に語る者たち その2


・執着しないという執着
・べき論を使う「べき」ではないという矛盾
・足の引っ張り合いという足を引っ張る行為

 やっぱマジでウケる。

 簡単に矛盾を指摘できる、スピリチュアリストやスピ
かぶれの陰謀追究者の連中が好きそうな言葉を追加して
みた。もっとも、こういう連中でなくても使用している
場面を見かける言葉もあるが…。

■本当に足の引っ張り「合い」なのか

 「足の引っ張り合い」など、管理者からすれば明白な
思考停止ワードである。「世間様」の間ではもはや慣例
的に使われており、本当に足の引っ張り「合い」なのか
もロクに見ず、脊髄反射で発しているからである。
 そういう対立の一部始終を見たうえで、双方とも論理
性、道理性に欠けるというのであれば、言葉どおり「足
の引っ張り合い」でもよいのだろうが、実際はそうでは
なかろう。

 論理的、道理的に考えた結果、敵対する相手は論理性、
道理性に欠けるから間違っており、その考えに基づいて
行動する自分は正しいから、相手が「一方的に足を引っ
張る」行為であると、自分はそう言っているのである。
 そういう「一方的に足を引っ張る」行為に対しては、
引っ張る手を踏みつけ、顔面に蹴りを入れるのは当然で
あり、「足の引っ張り合い」などとわかったように軽口
をたたく連中も同じ勢力であるとみなすのも当然である。

■上から目線なのはどちらか

 さて、「世間様」だけでなく、この界わいでさえも、
ごう慢、上から目線、コントロール、支配といったもの
が絶対悪であるという感覚は変わらないらしく、管理者
には理解の外であることは以前説明したとおりである。
 「足の引っ張り合い」などという言葉を、対立の一部
始終をロクに見ず、無自覚に脊髄反射でわかったように
発し、我関せずという態度でいることのほうがよっぽど
上から目線に見えるものである。

 毎度同じ結論にしかならないが、結局集団主義という
畜生道を抜けて「こちら側」の界わいに来たつもりでも、
その価値観は大して変わることはなく、欺瞞(ぎまん)を
無自覚に語り続けているのである。
 スピリチュアルばかりを勉強してほかの分野の勉強、
とりわけ論理学をおろそかにする連中には永劫理解でき
ない感覚であろう。「一方的に足を引っ張る」連中だけ
でなく、それに加担する連中にも心底ウンザリである。
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2025年01月13日

天津罪、国津罪という名の内部、外部の問題


 陰謀追究界わいにいる人たちであれば、よほどの駆け
出しでなければ経済アナリストの藤原直哉先生を知って
いるだろうし、藤原直哉先生が発する情報を常に見てい
れば、天津罪、国津罪という言葉を知っているだろう。
 藤原直哉先生いわく、

・天津罪(あまつつみ)

 世の中にある資源(自身の人的資本を含む)を有効活用
しないこと

・国津罪(くにつつみ)

 世の中にある資源を有効活用する行為を妨害すること

である。実際の天津罪、国津罪の意味を調べても上記の
区別はつかなかったが、その点は大した問題ではなく、
それぞれの罪の内容のほうが重要なのである。

■天津罪、国津罪とは内部、外部の問題

 それぞれの罪の内容を見てわかるとおり、天津罪とは
各個人の内部の問題、国津罪とは外部からの脅威の問題
である。特に、国津罪とはディープステート(影の政府)
がやっていることそのものである。
 当ブログでも過去に何度も取り上げたが、SWOT分析で
内部と外部の問題に分けるという考え方とまったく同じ
で、天津罪、国津罪という形で名前が変わって登場して
いるということである。

 なぜ管理者が、藤原直哉先生が発する情報を常に見て
いるのかという理由がここにある。内部と外部の問題に
分けて考えているからであり、情報を見ていて不快感を
感じないからである。
 内部の問題にしか目を向けず、世の中は投影の産物で
あるという考えのもとで、新自由主義者と一緒になって
「すべては自己責任」などとほざくスピリチュアリスト
とは違うのである。

 また、過去の何かしらの動画で藤原直哉先生は、一般
大衆向けに話す解決策と個別相談されたときに話す解決
策は違うと言っていたのを覚えているが、その点も上記
のようなスピリチュアリストとは一線を画すのである。
 一般大衆向けの解決策を実行できないから個別相談さ
れているのに、そこでまた一般大衆向けの解決策を話し
てもその人はつらいだけ、と言っていた。そのとおりで
あり、上記のスピリチュアリストも見習うべきである。

■学習性無力感から生じる天津罪

 藤原直哉先生は、国津罪の問題はトランプ、プーチン
が処理しているから問題ないが、その後、各国は天津罪
の問題に必ず直面すると言っていた。その点を深く言及
していなかったが、学習性無力感ということであろう。
 国津罪があっても歩みを止めなければ、国津罪がなく
なれば円滑に歩むことができるが、国津罪で心が折れて
歩みを止めれば、国津罪がなくなっても歩みは止まった
ままになるのである。

 学習性無力感は、非常に解決が難しいのである。

 よくSNSとかのミームで「時間がないことを言い訳に
している奴は時間があっても行動しない」という内容の
ものが出回っているが、あれほど学習性無力感をわかっ
ていない頭の悪いミームはないのである。
 むしろ、その「時間がないことを言い訳にしている奴
は時間があっても行動しない」に該当する人たちのやる
気をよけいにそぐことになる、その行為こそが国津罪で
あることに気づいていないのである。

■まとめ

 管理者は陰謀追究界わいに身を置いてそこそこ期間が
経つが、もうね、自称ポジティブで明るくて波動が高い
連中の自己欺瞞(ぎまん)にも、そういう連中が放つ有害
なポジショントークにもウンザリしているのである。
 当ブログで何度も主張してきたが、偏った分野ばかり
勉強するのも、この界わいの常識に流されるのも、危険
なのである。世直ししているはずが知らぬ間に国津罪を
犯している本末転倒にウンザリしているのである。
posted by iceage at 17:30| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月22日

欺瞞(ぎまん)を無自覚に語る者たち


・ポジティブとかネガティブとか言っていること自体の
ネガティブさ
・明るいとか暗いとか言っていること自体の暗さ
・波動が高いとか低いとか言っていること自体の波動の
低さ
・他者を「他責思考」と批判する他責思考
・「愚痴は聞きたくない」という愚痴
・「分断はよくない」という分断
・「人は変えられない、変わるのは自分」と言い放つ人
を変えようとする言動
・「いいも悪いもない」ということをいいと思っている
事実

 マジでウケる。

 宇宙の法則に基づいているのか知らないが、いかにも
スピリチュアリストやスピかぶれの陰謀追究者の連中が
好きそうなこれらの言葉は、簡単に矛盾を指摘できると
いうことである。

 管理者はこれらを自覚しているので、ポジティブとか
ネガティブとか、明るいとか暗いとか、波動が高いとか
低いとか、自責思考とか他責思考とか、口に出しただけ
で心が腐る感覚を覚えるから、まず使うことはない。
 愚痴は言うし、分断上等であるし、人が何かしら自己
表現をする以上そこに人を変える意図が多かれ少なかれ
含まれることを知っているし、いいも悪いもあると思っ
ている。

 連中が「人は変えられない、変わるのは自分」と言い
放つ状況とは、おおかた愚痴を聞かされることに嫌気が
差したとか、自身の不遜な態度や矛盾を指摘されて反撃
したとかであろう。
 後者については、ごう慢、上から目線、コントロール、
支配といった言葉付きで、それが絶対悪であると言わん
ばかりの態度で反撃し、けん制し、正当化するのである。
「いいも悪いもない」のではなかったのか?

 「人は変えられない、変わるのは自分」という信念の
もと、自身の不遜な態度や矛盾を指摘されて、ごう慢、
上から目線、コントロール、支配と反撃するのは、自由
の意味を履き違えているのである。
 それに、ごう慢、上から目線、コントロール、支配と
いったものが絶対悪というのも、管理者からすれば理解
の外
である。それこそ、連中の好きな投影であり、自身
で引き寄せたのであろう。責任転嫁するなよ。

 論理学をかじったことがあれば、論理演算に入る前に
命題を学習することを知っている。鉄板のビジネス書を
1冊や2冊でも読んでいれば、この世の原理原則には何人
(なんぴと)たりとも逆らえないことを知っている。
 「いいも悪いもない」などという言葉も、管理者から
すれば理解の外である。ネガティブで暗くて波動が低い
人たちとは距離を置くとか、オーガニック食品を好んで
食べるとか、自分らがいかに矛盾したことをしているか。

 だからスピリチュアルばかりを勉強してほかの分野の
勉強をおろそかにするのも、こちら側の界わいの集団の
常識に染まるのも怖いのである。管理者は、こちら側の
連中であろうと安易に馴れ合うつもりはない。

 ワンピース風の言い回しでまとめるとすれば、

・自分を無敵と勘違いしてきた「自然派」の寿命は短い。
・論理学だけがすべてを凌駕する。

といったところである。
posted by iceage at 20:40| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月02日

時の流れのあまりにも遅いこと


 年末に近くなると「あっという間だった」という声と
それに同意する声が聞こえてきたり、そこそこ年をとっ
た人間ほど「人生あっという間だ」と口にする。これは
「ジャネーの法則」とよばれるらしいが…。

 悪ぃ、みじんも同意できねぇわ。

 早期リタイア(を目指す)界わいや陰謀追究界わいの人
たちでこれに同意できる人はいるのだろうか? 特に前者
にはほぼいないのではないか? そんなに時の流れが早け
れば、早期リタイアなど考える必要もないからである。
 1倍速で流れていればかなりいいほうで、もっと低い
倍率で流れているだろう。陰謀追究界わいの人たちも、
この3〜4年間は事がちっとも進まない様を見せつけられ
てウンザリするくらい長く感じているのではないか?

 「ジャネーの法則」の中では、時の流れを早く感じる
のは人生のマンネリ化が要因であり、解決するには新た
なことへの挑戦が必要と解説しているが、そんな単純で
前向きなことを言っていればいいものではない。
 逆になぜ遅く感じるのかというと、人生を苦痛に感じ
ているからであり、それを解決するためにつける知識の
量が膨大すぎるからである。なるほど確かに苦痛という
経験もまた人生のマンネリ化には該当しないのである。

 時の流れを遅く感じる勢からすれば、早く感じるとか
言っている連中は、人生のマンネリ化もあるのだろうが、
頭の中お花畑というだけでなく自分の人生の苦痛を生み
出している勢力にすら見えてくるのである。
 これは、こちら側の投影ではなく、実際にそうである
と言っている。早期リタイアしたいほどの苦痛な仕事に
さらされたり、陰謀論などと嘲笑して知らぬ間に戦争屋
の犯罪や悪事に加担しているのは何だという話である。

 新自由主義という腐った思想に乗せられて自己責任論
を振りかざして周囲を疲弊させる行為、コロナワクチン
を自ら打つだけでなく、同調圧力やシェディング被害を
非接種者に与える行為など、挙げればいくらでもある。
 ましてコロナワクチンなど、「獣の刻印」と言われる
ように畜生道の証、歴史に学ばなかった愚者の証であり、
その刻印は一生消えることはない。そうやって加害して
きた人生のツケをこれから味わうことになるのである。

 2024年にはこの「見えない戦争」が終わると言われて
いるが、これがまた異常に待ち遠しいのだろうな。
posted by iceage at 20:56| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月29日

「考える」ことは合理的であるというだけ


 以前、管理者は、考えているようで実は何も考えてい
ない連中とは馴れ合うつもりはないことを主張したが、
この「考える」ということについてどう考えているのか
をもう少し詰めて説明していく。
 結論から言えば、「考える」ということは、否応なく
降りかかるくだらん現実を生き抜くために仕方なく実施
する合理的な手段であるというだけであり、それが絶対
的に正しいというわけではないのである。

■「考える」ことが絶対的に正しいという勘違い

 陰謀追究の世界を眺めていると、その世界へ踏み込ん
だのだから「それなりに」考える連中がいることは事実
であろうが、「考える」ことが絶対的に正しいと勘違い
した連中が後を絶たないのである。
 しかも今回のコロナ騒動で、医者を始めとする高学歴
な連中が判断を誤る(かまたはわざとそうしている)様を
見て、頭のよさと自頭のよさが強い負の相関関係にある
と言わんばかりの奴もいるから始末に負えない。

 「『考える』ことが絶対的に正しい」はそもそも命題
でないのだから絶対的に正しいわけではないのは当然で
あるが、管理者がなぜそう思うのか、上記のような連中
が間違っていると思うのか、その具体例を見ていく。

■国や企業が従順な奴隷を求めているというウソ

 「考える」ことが絶対的に正しいとしている連中は、
自分たちの主張することがブラック企業の求める人物像
と同じであることをわかっているのだろうか? こういう
界わいに居続けて、感覚が麻痺しているのである。
 学校という閉鎖空間で行われているのは集団主義洗脳
去勢「狂」育であることは確かに事実である。ゆえに国
や企業は従順な奴隷を求めているから、「考える」こと
が絶対的に正しいとでも思っているのだろうか?

 本当に国や企業が従順な奴隷を求めているのであれば、
氷河期世代はもっと救われていたはずである。別に企業
に的確な指示を出す能力があり、最低でも社員が不満を
抱えない程度の給与を払えれば問題ないからである。
 そもそもイス取りゲームのイスが少ないうえにコミュ
ニケーション能力とかいう意味不明なものを求め、学歴
はむしろ不要という態度を企業が不意打ちのようにとっ
たから、氷河期世代は混乱し、疲弊したのである。

 知れたことである。バブルで日本経済を食い散らかし
た後始末が面倒である、というかできないから、後から
入ってくる氷河期世代にそのツケを押し付け、自分たち
ですら到底なれないような人物像を求めたのである。
 要するに、ルーチンワークは当然やりたくない、それ
を円滑に実行させるための的確な指示すらも考えるのが
面倒だから、それすらも後の世代に丸投げし、何もせず
に金だけがほしいと言っているのである。

 国はあの時代から本格的に新自由主義へ傾き、企業も
それに合わせた形をとっているにも関わらず、教育現場
はいまだ旧態依然としたシステムを維持したままであり、
わざとマッチポンプをやっているふしがあるのである。
 以前、SWOT分析で説明したように、自分の制御が及ぶ
内部環境とそうでない外部環境は分けて考えるのである。
「考える」ことが絶対的に正しいと勘違いした連中は、
それこそ考えたほうがいいだろう。

■トランプやプーチンは世界を救わないという断定

 先日ツイッターを巡回していると、スピリチュアルを
生業とするある業者が、「自分のサロンではトランプや
プーチンは世界を救わないから自分の未来は自分で切り
開くことを伝えている」旨のツイートしているのを見た。
 これも、「考える」ことが絶対的に正しいと勘違いし
ていなければ出てこないセリフなのである。「トランプ
やプーチンは世界を救わない」の部分は、別に言う必要
もなければ、今の時点で断定する必要もないはずである。

 それに、この連中はこの世には善悪真偽はないという
のを言説としているのが特徴であるが、この件はなぜか
全力で断定して否定してくるという矛盾であるうえに、
外れる確率のほうが高いというおまけつきである。
 また、不特定多数向けに発するスピリチュアルとして
の一般論を、個別セッションの場にテンプレートとして
持ち込むのもおかしな話である。「個別」であるならば
対応が違って当然なのである。実に楽な仕事である。

 国家間の戦争を含む争いごとは両建てで行われ、その
裏で金儲けしている真の悪が存在していることは、この
界わいでは常識であり、2016年から始まるトランプ革命
でさえ両建て構造の片割れである可能性は否めない。
 トランプやプーチンというおそらくディープステート
(影の政府)と戦っていると思われる存在を「妄信」する
のは違うと思うが、しかしながら両建て構造の片割れで
あると今の時点で断定するのも当然違うのである。

 今後、ディープステートせん滅作戦が終了して世界が
平和になり、実質トランプとプーチンによる独裁支配と
なったが、世界の人々はなぜか幸せに生活している状態
になったとしよう。
 それでも、独裁そのものが悪い、トランプとプーチン
そのものが悪い、考えること、すなわち自立して生きる
ことが絶対的に正しいと連中は考えるのだろうか? 連中
が今の時点で断定しているのは、そういうことである。

 そういった外部環境はいっさい関係ないとし、すべて
自分の力だけで幸せになれるという思い上がった考え方
は、同時にこれまでディープステートが行ってきた悪事
の数々さえ不問とする考えにもつながるのである。
 スピリチュアルもそれなりの規模の産業となっている
が、そのほとんどの連中が新自由主義者と一緒になって
自己責任論を振りかざした成れの果てとしての今の世界
がもう答えであるし、むしろこれを望んでいたのである。

■まとめ

 管理者は、「考える」ということは、合理的であると
いうだけであり、絶対的に正しいというわけではないと
考えている。同時に「考えない」ということが絶対的に
間違っているとは考えていない。
 しかし、「考えているようで実は何も考えていない」
ということは、誤誘導されるだけでなく、他者に冷酷な
側面を持ち合わせるから、絶対的に間違っていると考え
ているのである。
posted by iceage at 16:14| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする