陰謀追究界わいにいる人たちであれば、よほどの駆け
出しでなければ経済アナリストの藤原直哉先生を知って
いるだろうし、藤原直哉先生が発する情報を常に見てい
れば、天津罪、国津罪という言葉を知っているだろう。
藤原直哉先生いわく、
・天津罪(あまつつみ)
世の中にある資源(自身の人的資本を含む)を有効活用
しないこと
・国津罪(くにつつみ)
世の中にある資源を有効活用する行為を妨害すること
である。実際の天津罪、国津罪の意味を調べても上記の
区別はつかなかったが、その点は大した問題ではなく、
それぞれの罪の内容のほうが重要なのである。
■天津罪、国津罪とは内部、外部の問題
それぞれの罪の内容を見てわかるとおり、天津罪とは
各個人の内部の問題、国津罪とは外部からの脅威の問題
である。特に、国津罪とはディープステート(影の政府)
がやっていることそのものである。
当ブログでも過去に何度も取り上げたが、SWOT分析で
内部と外部の問題に分けるという考え方とまったく同じ
で、天津罪、国津罪という形で名前が変わって登場して
いるということである。
なぜ管理者が、藤原直哉先生が発する情報を常に見て
いるのかという理由がここにある。内部と外部の問題に
分けて考えているからであり、情報を見ていて不快感を
感じないからである。
内部の問題にしか目を向けず、世の中は投影の産物で
あるという考えのもとで、新自由主義者と一緒になって
「すべては自己責任」などとほざくスピリチュアリスト
とは違うのである。
また、過去の何かしらの動画で藤原直哉先生は、一般
大衆向けに話す解決策と個別相談されたときに話す解決
策は違うと言っていたのを覚えているが、その点も上記
のようなスピリチュアリストとは一線を画すのである。
一般大衆向けの解決策を実行できないから個別相談さ
れているのに、そこでまた一般大衆向けの解決策を話し
てもその人はつらいだけ、と言っていた。そのとおりで
あり、上記のスピリチュアリストも見習うべきである。
■学習性無力感から生じる天津罪
藤原直哉先生は、国津罪の問題はトランプ、プーチン
が処理しているから問題ないが、その後、各国は天津罪
の問題に必ず直面すると言っていた。その点を深く言及
していなかったが、学習性無力感ということであろう。
国津罪があっても歩みを止めなければ、国津罪がなく
なれば円滑に歩むことができるが、国津罪で心が折れて
歩みを止めれば、国津罪がなくなっても歩みは止まった
ままになるのである。
学習性無力感は、非常に解決が難しいのである。
よくSNSとかのミームで「時間がないことを言い訳に
している奴は時間があっても行動しない」という内容の
ものが出回っているが、あれほど学習性無力感をわかっ
ていない頭の悪いミームはないのである。
むしろ、その「時間がないことを言い訳にしている奴
は時間があっても行動しない」に該当する人たちのやる
気をよけいにそぐことになる、その行為こそが国津罪で
あることに気づいていないのである。
■まとめ
管理者は陰謀追究界わいに身を置いてそこそこ期間が
経つが、もうね、自称ポジティブで明るくて波動が高い
連中の自己欺瞞(ぎまん)にも、そういう連中が放つ有害
なポジショントークにもウンザリしているのである。
当ブログで何度も主張してきたが、偏った分野ばかり
勉強するのも、この界わいの常識に流されるのも、危険
なのである。世直ししているはずが知らぬ間に国津罪を
犯している本末転倒にウンザリしているのである。