ホロスコープの出生チャートにおける複合アスペクト
があるかどうかを調査した。このように記事にすること
自体、それがあることを示唆していることになるわけで
あるが…。
これが、今後摂取するバッチフラワーレメディを選択
するうえで必要な前提の知識となる。この時点ですでに
複合ハードアスペクトがあれば、長期的に取り組む必要
のあるものと判断できるのである。
■主要な星と感受点のみ
まずは主要な星と感受点のみで調査した結果である。
1)Tスクエア
1-1)ヘッド(しし :火)―テイル(みずがめ:風):180°(オポジション)
1-2)天王星(さそり:水)―テイル(みずがめ:風): 90°(スクエア)
1-3)天王星(さそり:水)―ヘッド(しし :火): 90°(スクエア)
1-1)のとおり、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルは、
必ず180°の関係となるため、それに90°のアスペクト
を形成する時点で必ずTスクエアとなる。
2)ミニトライン(小三角)
2-1)冥王星(てんびん:風)―太陽 (みずがめ:風):120°(トライン)
2-2)冥王星(てんびん:風)―海王星(いて :火): 60°(セクスタイル)
2-3)太陽 (みずがめ:風)―海王星(いて :火): 60°(セクスタイル)
単独のアスペクトはそれぞれ一定の誤差を含んで形成
されるため、上記は3つのうち1つでも欠けた時点で複合
アスペクトとは考えない。以降も同様であり、必要条件
をすべて列挙している。
3)メディエーション(調停)
3-1)月 (やぎ :土)―火星(おとめ:土):120°(トライン)
3-2)月 (やぎ :土)―水星(うお :水): 60°(セクスタイル)
3-3)火星(おとめ:土)―水星(うお :水):180°(オポジション)
■小惑星を追加
次に小惑星を追加して調査した結果である。
4)トールハンマー
4-1)キロン(おうし:土)―土星 (おとめ:土):135°(セスキコードレイト)
4-2)キロン(おうし:土)―海王星(いて :火):135°(セスキコードレイト)
4-3)土星 (おとめ:土)―海王星(いて :火): 90°(スクエア)
5)クレイドル(ゆりかご)
5-1)セレス(おひつじ:火)―海王星(いて :火):120°(トライン)
5-2)セレス(おひつじ:火)―太陽 (みずがめ:風): 60°(セクスタイル)
5-3)セレス(おひつじ:火)―冥王星(てんびん:風):180°(オポジション)
2-3)に5-1)と5-2)が追加されてミニトラインが形成さ
れ、2つのミニトラインに5-3)が追加されてクレイドル
が形成される。2-1)と5-2)と5-3)、5-1)と2-2)と5-3)で
メディエーションを内包していると見ることもできる。
6)カイト
6-1)キロン(おうし:土)―火星(おとめ:土):120°(トライン)
6-2)キロン(おうし:土)―水星(うお :水): 60°(セクスタイル)
6-3)キロン(おうし:土)―月 (やぎ :土):120°(トライン)
3-3)に6-1)と6-2)が追加されてメディエーションが形
成され、2つのメディエーションに6-3)が追加されてカ
イトが形成される。3-1)と6-1)と6-3)でグランドトライ
ン、3-2)と6-2)と6-3)でミニトラインを内包している。
0)コンジャンクション群
0-1)水星(うお :水)―パラス(うお :水):0°(コンジャンクション)
0-2)火星(おとめ:土)―木星 (おとめ:土):0°(コンジャンクション)
3)、6)における水星、火星は、それぞれパラス、木星
に置換してもすべて同じアスペクトを形成する。つまり、
コンジャンクションも追加されることによって、カイト
の効果は上乗せされるのである。
■まとめ
まとめると下記のとおりとなる。
1)Tスクエア:主要な星と感受点のみ
4)トールハンマー:小惑星を追加
5)クレイドル:小惑星を追加
└2)ミニトライン:主要な星のみ
6)カイト:小惑星を追加
└3)メディエーション:主要な星のみ
なるほど確かに天王星がらみでTスクエアを形成すれ
ば内なる葛藤も周囲との摩擦も非常に大きなものになる
し、トールハンマーによる批判精神も加わるからさらに
拍車がかかり、人生ハードモードになるわけである。
せっかくのカイトも強すぎて自身の器が耐え切れない
感が否めず、内包するグランドトラインにほどよく緊張
感を与えるはずの水星(うお)が傷ついていたのだから、
まともに機能しなかったわけである。