2017年05月07日

本当に時間にルーズなのはどちらか


 集団主義に身を置くことによって、論理的
思考力が停止した、人の皮をかぶった畜生、
いわゆる「社畜」は、自称「時間に厳しい」
という奴が多いみたいです。
 しかし、管理者から言わせてもらえば所詮
それもマジョリティ(多数派)の無自覚な傲慢
さを利用した悪質なものであるということを
今回説明しようと思います。

■始業時刻への厳密なこだわり

 社畜は、「遅刻」というものを非常に許し
がたい重罪のごとく扱うのが特徴です。「10
分前集合5分前行動」とか「新人なら30分前
に来い」とか、平気で言っちゃいます。
 実際に遅刻していなくても、「10分前集合
5分前行動」ができていないとか、「新人の
くせに30分前に来ていない」とか、目くじら
を立てちゃう社畜もいます。

 さらには、「遅延」という不可抗力ですら
許さないという社畜もこのネット全盛の時代
にまだ存在するというから、おぞましいもの
です。
 そして、そんなくだらない現実に迎合して
本当に30分前に来たり、遅延ですら意地でも
回避しようと異様に早い時間に出社しちゃう
社畜もいるわけです。

 労働基準法の基本的な知識があり、社畜で
ないと胸を張って言える者からすれば、上記
のような環境を作り上げる奴も、それに迎合
する奴も、理解しがたい存在です。
 始業とは言葉どおりその時刻に業務を開始
することであり、それ以上でもそれ以下でも
ありません。始業の1秒前までに職場の敷地
内に入れば問題ありません。

 仮に理由に関わらず始業から数分ほど遅れ
て出社したとしましょう。いったいどれほど
の実害が出ますか? 本当に重罪扱いするほど
の実害が出るのでしょうか?
 ごく一般的な内勤者であれば、本人の業務
進捗が数分遅れる程度であり、周囲の同僚や
直属の上司の業務進捗に影響を及ぼすことは
まれでしょう。

 まして、実際に遅刻にならないのに、始業
よりもかなり早く来なければならないという
暗黙のルールを守ることに、何の意味がある
のでしょうか?
 所詮、その職場に長くしがみつくことしか
能のない社畜のチンケなプライドを守るため
のものであり、中坊の部活と同じレベルです。
当然ながら、業務に実害は出ません。

 そして、目に見える就業規則よりも、目に
見えない「空気」に従って、遅刻せず、かつ
周囲の社畜の機嫌を損ねないようにがんばっ
ちゃう社畜もかなり問題です。
 社畜でない者は、日々出勤を重ねるごとに
自分の時間を削られないように行動を最適化
するものですが、社畜はそれを放棄して思考
停止しているわけですからね。

 毎日必死に自分の時間を大量に犠牲にして
まで守る価値があるものとは到底思えません。
 朝の行動の最適化に出られない様を見ると、
むしろ、雑な仕事しかできず、コスト意識も
低いのだろうと疑ってしまうし、実際にそう
いう社畜を多く見てきました。

■休憩時間へ食い込む業務時間

 1分1秒とて遅刻を許さないどころか、ギリ
ギリに職場へ来ることすら目くじらを立てる
社畜ですが、一方で、時間について矛盾した
行動を平気で起こします。

 たとえば、

・ 昼休憩直前、または昼休憩45分の場合の
 業務終了直前に、業務報告などで話しかけ
 てきて、休憩時間に入っても話をやめない。
・ 昼休憩でメシを食ってる最中に、業務の
 愚痴程度ならまだしも業務の進捗に関する
 話をしてくる。
・ 始業前にも関わらず、業務命令を出して
 くる。

などです。
 客観的に見れば明らかに矛盾した行動なの
ですが、社畜の行動原理は「周りがそうして
いるから」「昔からそうしているから」です
から、そのことにすら気づかないわけです。

 相対的に見て矛盾しているというのもそう
ですが、相対的に見なくても、休憩時間中に
業務で拘束する行為は、労働基準法違反です。
 もしそれを行った場合は、その分の賃金を
払ったうえで、別途休憩時間を与えなければ
ならず、それができないのであれば休憩時間
中はいっさい拘束しないことです。

■まとめ

 こういう社畜の習性を少し見るだけで、

・ 集団主義思想で論理的思考力が低下して
 いる。
・ 目に見える規則を読まず、目に見えない
 「空気」を読む。
・ 矛盾を無自覚に平気で垂れ流す。
・ 現実を見ない。
・ 最適化できない、ゆえに仕事も雑であり、
 コスト意識も低い。

という組織の生産性の低さまで透けて見える
わけです。

 さて、管理者はどうなのかというと、実は
偉そうなことを言っておきながら社畜に迎合
していました、などというありがちなオチは
ありません。
 始業前ギリギリに出社する常習犯であり、
周囲の同僚を休憩時間に拘束するようなこと
はしません。
posted by dark_matter at 18:00| Comment(0) | 個人主義と集団主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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